[Uipath]メール送信アクティビティの簡易比較

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メール送信のアクティビティ、たくさんある

そう、たくさんある。2019.4.3で確認してみると、

  • Send Exchange Mail Message
  • Send Lotus Notes Mail Message
  • Send Outlook Mail Message
  • Send SMTP Mail Message

と、4種類。Lotus Notesとかあるのね……。

というわけで、それぞれのアクティビティの使い分けと、設定項目の比較をしたいと思う。
ただしLotus Notesはちょっと触ったことないのでパス。分かる人は教えてください。

LET’S 比較

Send Outlook Mail Message

ロボットとして動作する端末(以下、ロボット)にMicrosoft Outlookがインストールされていて、かつアカウントの設定がされている場合に利用できる。

メリット

  • アカウントが複数ある場合も考慮されていて、送信時に利用するアカウントを文字列で指定できる
    • 何を指定すればいいのかはちょっとわからない
  • 接続周りの設定をする必要がないことと、接続周りの設定を「ロボットで管理しなくて済む」ので、基本的にはこれがオススメ

デメリット

  • 次のような場合には使えない(というか自動化されないのでオススメできない)
    • 自動で送信する設定がされていない場合
      • 「接続したら直ちに送信する」「一定時間ごとに送信する」が入ってないと、送信トレイに入ったまま送られない
    • 接続時に認証を求められる場合
      • 実例として、Office365へのアクセス時にSSO認証を実施しなければならないケースでは、この認証をクリアしないとアクティビティ動作が完了しない(待機中となり、例外も発生しない)

Send SMTP Mail Message

Outlookがなくても送信できる超汎用型。直接、SMTPサーバー(メールを送信するサーバー)とやり取りするタイプ。

メリット

  • Outlookがいらないので、そのあたりのライセンスや管理がいらない
  • 前述の「自動化されない」事象が発生しない

デメリット

  • 接続周りの設定を持たせなくてはならない(サーバー情報、認証情報(ユーザー名、パスワード))
    • セキュリティリスクと捉えられる場合は利用できない可能性が高い
  • 送信済みのメールがメーラーには残らない(可能性がある)
    • メールの送信サーバーはあくまで送るのが仕事なので、送ったメールをコピー取ったりしないことがほとんど
    • もしかしたらWebメールの場合には、送ったメールをキャッチする仕組みがあるかもしれない

Send Exchange Mail Message

Outlookがなくても送信できる汎用型その2。こちらはSMTPサーバーではなく、Exchangeサーバーとやり取りする。
「Exchangeサーバーって何?」ってひとは、せっかくなので調べてみよう。
最近ユーザーが増えているOffice365はクラウド上でExchangeが動いているので、このアクティビティでも対応することができる。

メリット

  • Outlookがいらないので、そのあたりのライセンスや管理がいらない
    • ただExchangeのアカウントがいる分、何かしらライセンス持ってると思うのでそんなに意味ないかも
  • Outlookの場合の「自動化されない」事象が発生しない
  • SMTPの場合の「メーラーに残らない」事象が発生しない
    • Exchangeは、送ったメールも管理するようになっている

デメリット

  • 接続周りの設定を持たせなくてはならない
    • どの情報を使うかによって、セキュリティリスクの大小が変わってくるのもポイント
      • Exchangeの場合は一般的に、同じIDで他のサービスなどにもアクセスできる仕組みとなっているので、悪用された場合のリスクが若干高い気がする
      • この辺はID管理のポリシー次第なので、当てはまらない場合もある
  • 送信者を他の名前に(偽装)することができない
    • これはExchangeの仕様で、Exchangeからメールを発信するときはIDに紐付いている名称で送信される
    • 個人のIDでロボットを作ってしまうと、(セキュリティリスクもそうだけど)個人から送ってるように見える

まとめ

項目 Outlook SMTP Exchange
設定項目の数
設定の簡単さ
セキュリティ × ×
自動化しやすさ
メール管理

メリット・デメリットをしっかりと理解した上で、使い分けしていこう。